パウンドケーキ

✽癒しのパウンドケーク✽

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今年も後わずか、ですね。
本当に1年ってあっという間だよね。

私、ジンクスを強く信じる方ではないけど
今年はあまりにも色々あって、
ブログでは言ってないことも沢山あって、
色んなことが一気にという感じだったので
それに立ち直るまもなく
打ちのめされていた様な気がします。
多分、このあとずっと先になって今年を振り替えても
忘れられない年になる気がします。

だから、
ホットすると共に
新しい年よ、ウェルカム♪って感じなんですが。(笑)

DSC_0007



正月になると、ここは田舎なので
親戚の方はもちろん、
隣近所の付き合いもかたくて
2日あたりから結構お客様が来ます。

何時もならおせちの中でいくつかと
和菓子って感じですが
大抵は線香をあげて
長居はしないし箸などは使わずに帰る事が多いんだよね。

だから小菓子を作り、
お土産にするのも悪くないなって思って。

DSC_0047


洋菓子でありながらお正月の雰囲気の漂わせる
ミニーケークを作ってみました。

6種類の野菜パウダーと米粉を使って。

DSC_9058


生姜、レンコン、紫芋、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草。

でもね、実際に使われてる野菜パウダーは全部で8種類なんですよ。
トマトとさつまいもも加わったので。

今回使った6種類の野菜パウダーは
便利野菜パウダーです。

野菜パウダーは以前からでもよく使ってる素材だけど
れんこんのパウダーは今回が初めてだったので
分量とか勘で適当に入れてみたんだけど
想像以上に澱粉が多くて
風味も存在感パッチリでした。
これにはびっくり。

その他にもまだ使ったことのないパウダーも多くて
興味津々。


DSC_0047


「癒しのケーク」
というタイトルは作業を始める前から決めていたんだけど、
パウダーの量を使いすぎたようで
「癒し」の感じではなくて「派手」になったよね。(汗)

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でも、
見かけは普通のパウンドケーキケーキだけど
中身がカラフルで、
しかも
8種類の野菜パウダーと米粉で出来てると知ったら
きっと喜んでくれる方は沢山いるはず。

別にこんなに沢山の種類を使わなくてもいいと思いますよ。
でも色のバリエーションにあった
3種類は使って欲しいのですがね。

そもそも
さつまいものパウダーというか
パタートQSは別の意味で使ったのですがね。
もう、この子なしでは生きていけないと思うくらい
惚れてます。(爆)


✽作り方

①ボウルに無塩バター180gを入れてハンドミクサーで
均等に混ぜ、グラニュー糖174gを加えて
全体が白っぽくふんわりと泡立てる。

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②溶きほぐした全卵180gの内、
2/3の量
を数回に分けて①に加えながら
その都度しっかり乳化させる。


③予め一緒に振るっておいたパタートQS30gと
BP5g
を②に加えてハンドミクサーで均等に混ぜる。

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④最後に残りの1/3の全卵を加えて混ぜる。
この生地を6で÷と93・5gになる。

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⑤別のボウルに④を93.5g入れて
一緒に振るった米粉23g、生姜のパウダー2gを加えて
ゴムベラで均等に混ぜて
使い捨ての絞り袋の中に入れ、
輪ゴムなどでとめておく。

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⑥別のボウルに④を93.5g入れて
一緒に振るった米粉21g、れんこんのパウダー2gを加えて
ゴムベラで均等に混ぜて
使い捨ての絞り袋の中に入れ、
輪ゴムなどでとめておく。

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⑦別のボウルに④を93.5g入れて
一緒に振るった米粉23g、ほうれん草のパウダー3gを加えて
ゴムベラで均等に混ぜて
使い捨ての絞り袋の中に入れ、
輪ゴムなどでとめておく。


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⑧別のボウルに④を93.5g入れて
一緒に振るった米粉20g、紫芋のパウダー3gを加えて
ゴムベラで均等に混ぜて
使い捨ての絞り袋の中に入れ、
輪ゴムなどでとめておく。


⑨別のボウルに④を93.5g入れて
一緒に振るった米粉23g、人参のパウダー3gを加えて
ゴムベラで均等に混ぜて
使い捨ての絞り袋の中に入れ、
輪ゴムなどでとめておく。


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⑩別のボウルに④を93.5g入れて
一緒に振るった米粉20g、かぼちゃのパウダー2gを加えて
ゴムベラで均等に混ぜて
使い捨ての絞り袋の中に入れ、
輪ゴムなどでとめておく。

これで6種類の生地ができた!
と、おもったけど、
ちょっと色にあと少しパンチが欲しいと思ったので、

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⑤の生姜の生地にトマトパウダー10gを加えて赤っぽい生地にしてみる。


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あ、いい感じ。

⑪シリコン製のミニーパウンドケーキの型に
6種類の生地を3つずつ、2段に絞り入れる。


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シリコン製のミニークグロフ型
1種類ずつ、丸く絞り入れる。
こちらは3段か4段になるので
いろを合わせながら使い切るように計算して絞り入れる。

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⑬180℃のオーブンに入れて
ミニーパウンドは25分、
ミニークグロフは30~35分焼く。

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焼き上がったらすぐに型から外し
オーブンペーパーなどを敷いた網の上にのせて冷ます。

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断面はこんな感じです。

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  • ミニーパウンド型もいいけど、
    大きい方でも
    面白いものができるんじゃないでしょうか。

    これを作るとき、
    米粉でやるか、小麦粉でやるかめちゃくちゃ迷った末に
    野菜と合わせるのだから
    米粉に決定しましたが、
    ミニークグロフ型は小麦粉で焼いてたら
    より表面がつるんとして綺麗だったと思います。

    気になる方は米粉でもよし、
    小麦粉でも良いので作ってみてくださいね。

    小麦粉でつくる場合は

    上のレシピの米粉を
    以下の分量を小麦粉に変えて作ってみてくださいね。


    生姜生地→30g
    レンコン生地→28g
    ほうれん草生地→30g
    紫芋生地→27g
    人参生地→30g
    かぼちゃ生地→27g


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✽ノエルのように・・・、小麦なしの栗のパウンドケーキ✽


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「ノエルのように・・」ってことは、
ノエルではないんだよね?

見た目はぱっちりノエルだけど
実は中身はただの
小麦粉なしのパウンドケーキなんです。(笑)

今年の秋も栗の渋煮を作ったんだけど、
何もヤル気が怒らず
モンブラン一つ作らずに冬になってしまったので
これをなんとか消費しようと、
パウンドケーキを作ったのでした。

でも
焼きが少し甘くて
ブログで紹介するにも気に入らなかったので
レシピを代えてリベンジした訳です。

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でも、
今回は焼く前からこのデザインにしようと思ってたから
トヨ型で焼いたのですが、
生地の真ん中に入れたつもりの栗が焼いてる途中
記事と一緒に盛り上がってきたようで
底面をカットした時点で半分になってしまった事が
とても残念。

最初にパウンドケーキ型で焼いたときは
切ると栗の粒がそのまま断面に
現れてとてもいい感じだったのに。

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でも味だけは最高。

最初に作ったケークを
「美味しい」という言葉にとてもけちな
旦那が大絶賛し、1日1本一人で全部食べちゃった!
で、今回のも食べてもらって
どちがいい?と訊くと、
2番目がいいと言ってくれた。

更に
うちの家族の中で一番繊細な舌を持ってる
むすこがも大絶賛。

私も美味しいと思う。
栗の焼き菓子って
意外とクリの風味がボケることが多いんだけど、
これはしっかり栗です。

それもそんなわけで
レシピを見れば解ってもらえると思うけど、
栗が生地の中にたくさん入ってるから。


DSC_0079

ただね、
カメラを新しく買ってからは、
古いのはキッチンに置きっぱなしで
過程写真の撮影専用にし、
仕上がりの写真は新しいカメラで撮っているのだけど、
2番目の過程写真を撮るとき、
メモリカードなしで撮ってしまったのよ。(涙)

だから、
最初のケークの時のものをのせました。
なので、グラサージュ掛けの写真がないの。

でもとっても美味しいので
ぜひ作ってみてくださいね!


DSC_0098



 つくり方

《マロンケークを焼く》

マロンペスト325g、マロンクリーム175g、
粉糖80g、塩1g、バニラビーンズの種1本分、
レモンの皮のすろおろし5
g
をボウルに入れて
ハンドミクサーで混ぜる。

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高温炊姿煮玄米粉50g、パタートQS22g、ベーキングパウダー3g
一緒にふるっておく。

溶きほぐした全卵240gを①に少しずつ加えながら混ぜ合わせる。

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溶かしバター100gを③に加えて混ぜる。


⑤④に②を加えてしっかり混ぜ合わせる。

3



⑤オーブンペーパーを敷いた型に④を
型の半分の高さまで絞り入れて
栗の渋煮を一列に並べ、
残りの生地を絞り入れて、
170℃のオーブンで50分焼く。

⑥焼き上がったら型から出して、
オーブンペーパーを敷いた網の上に
逆さにして冷ます。

《ジャンドゥージャのグラサージュを作る》

ヘーゼルナッツ100gは160℃のオーブンで8分ローストして
冷まし、細かく刻んでおく。

ジャンドウージャ365g、カカオバター35g、溶かしバター100g
ボウルに入れて混ぜ合わせる。

⑨⑥のそこ面を平にカットする。

⑩⑧に⑦を加えて混ぜ、35℃になったら
⑨の表面にかける。

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⑪固まったらデコして完成!

デコの方なんだが、

サントノーレの口金で絞ったガナッシュは
クーベルチュール・スイート100g
沸騰させた生クリーム(35%)100gを注いで
しばらくそのままにしておき、
ゴムベラなどで空気が入らないように
真ん中から小さく円を描くように静かに混ぜてつくり、
常温で絞りやすい硬さになるまでおいてから絞る。

ヘーゼルナッツの飴掛けの方法は
こちらを見てくださいね。

DSC_0117


今回はまたレシピに
高温炊姿煮玄米粉と、聞いたことがない材料が使われてるけど
まずこちらを見てくれた方がわかりやすいと思う。

私自身、小麦アレルギーになってからというもの、
小麦粉以外の穀物のあるとあらゆるものを
試してきました。

小麦粉代用!となってる粉は本当に多いんだけど、
実際にお菓子や料理に使うにはモン足りないものばかり。
だから満足できなくて
次から次へと
買いあさり、試してるのですが、
その事をこの時点でレポートしてみると、
ただの米粉では
うまく卵やバターの味と溶け合うことができず、
相当に味が落ちる。

この欠けている香ばしさを求めて
発芽玄米粉を使いましたが、
これでやっと香ばしいお菓子が出来ると思いきや
今度は力=粘りが足りない。
そこで、
マイベイクフラワーに炒った玄米粉を混ぜて使ったりしてました訳。

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でもね、
高温炊姿煮玄米粉だと、
発芽玄米粉でありながら
マイベイクフラワーのように
粉にする前に高温で炊いて一旦、
α化にしてから粉末加工してあるので、
美味しさも粘りも!!
なんて、美味しいとこ取り!な粉です。

ただ、金額的にちょっと厳しいなって
思ったんだけどね、
このジェノワーズを作ってみて
そんなこともないなっておもった。

DSC_8328

このジェノワーズ、
高温炊姿煮玄米粉だけで作ったのですが、
直径15cmの丸型2台分を一緒に仕込んで
粉を加えて混ぜたら、
なんと!
1台分になってしまったの。(゚ロ゚;)エェッ!?

最初は一体何が起こったのがよく解らなかったんだけど、
でもいつまもぼーっとして訳にもいかず、
予熱の終わったオーブンに入れて焼いたわけです。

焼き終わって冷まし、
カットして味を見てやっと
謎が解けた。

ジェノワーズを作ったのに、
できがったのは、
まるで
パン・ド・ジェヌ!!!

米粉や他の玄米粉と同じ分量では
粉のパワーが残るわけで、
それくらいすごい粘りを持っていたのでした。

アーモンドパウダーなんて入ってないのに
なぜ、パン・ド・ジェヌかと言うと、
香ばしすぎるから。
実際に生地に粉を加えて混ぜる段階で
めちゃくちゃ香ばしい香りがしていたので
驚いていました。

この性質がよく分からず色々無駄に試していたので、
残り少なくなりましたが、
またまた試してみたものがいっぱい。

今度は料理にも使ってみようと。
もし機会があったら
小麦アレルギーの方、是非試してみてね。

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DSC_0029


最後に

ジャンドゥジャで作ったグラサージュ、
これもお気に入りで
これからのクリスマスケーキ作りに沢山利用しようと
思ってます。

次は
ちゃんとした
クリスマスケーキを作りますね。(笑)

※このパウンドケーキを小麦粉でつくる場合は、
高温炊姿煮玄米粉50g、パタートQS22gの代わりに
薄力粉80gで作れます。

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✿小麦なしのパウンドケーキ/チョコ・抹茶・苺✿

ココ 2146



春ごろ米粉で作ったミニーパウンドケーキを一度
アップしてますが、
そのときの物とはつくり方や米粉以外の配合は一緒ですが、
こちらのほうが以前のものより
米粉の配合が多くなってます。

米この量が少し違うだけで
これだけ食感に違いができるなんて
きっと驚くはずです。

小麦粉のような風味を、
小麦粉のような食感を、
小麦粉のような形を、
そんなことばかりに追いかける中、
偶然に出会った
米粉だからの美味しさでした。


ココ 2148


チョコ、抹茶、苺の3つのフレーバーを
クリームチーズ生地とマーブル状にして焼くのも
この前のと一緒。

ただ今回は苺のフレーバーを増やしたので
分量が少し変わっただけ。

◎クリームチーズ225g
◎無縁バター112.5g
◎グラニュー糖180g
◎全卵180g
◎卵黄30g
◎アーモンドパウダー45g

この分量で
したのレシピの⑦の過程まで作る。



⑦までの生地ができたら計量する。

※作業を始める前にボウルの重さを量っておいて
生地が出来たら計り、ボウルの重さをひくと
生地の分量がわかります。
(765g)

生地の分量がわかったら電卓などで9で割る。
小さなボウルを2つ用意し、
1/9ずつ生地を入れる。
ボウルが3つになる。

◆1/9(85g)、●1/9(85g)、★7/9(595g)

◆米粉15g、◆ベーキングパウダー1g、◆抹茶3g
をふるい合わせて
◆1/9(85g)のボウルに加えて
しっかり混ぜ合わせる。

●米粉13g、●ベーキングパウダー1g、●ココアパウダー5g
をふるい合わせて
●1/9(85g)のボウルに加えて
しっかり混ぜ合わせる。

★米粉126g、ベーキングパウダー7g
をふるい合わせて
★7/9(595g)のボウルに加えて
しっかり混ぜ合わせる。

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これで、チョコ、抹茶、プレーン3つの生地が出来る。

今度はプレーンの生地を計り、7で割る。
更に小さいボウルをもう一つ用意し、
1/7を入れる。
この1/7のボウルにイチゴの濃縮エキス3gを加え混ぜえる。

これでチョコ、抹茶、苺、プレーンと
4つのボウルになる。

今度はプレン生地を3で割り、
1/3のプレーン生地をチョコ、抹茶、苺のボウルに分けて加える。

2

これをそれぞれマーブル状になるように
混ぜる。
※混ぜすぎないように。

3

絞り袋にそれぞれの生地を入れて型に絞りいれる。
180℃のオーブンに入れて23分焼く。

ココ 2147

見た感じとは違い、
とってもしっとりの食感ですよ♪

ココ 2150

断面はこんな感じ。
小麦粉のように美味しい米粉のスイーツじゃなくて
米粉だから更に美味しいスイーツの第1号です。(笑)

アレルギーじゃない方も
ぜひ作ってみてねっ!

ココ 2149


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