一見、普通のショートケーキにみえて、
切ると
クリスマス色が現れるという
サプライズを見込んで。
だから
使ったフルーツも
赤と緑の
苺とキウィフルーツだけ。
それにしても
年々、野菜にしろフルーツにしろ
変わったものが登場してるんですね。
このキウイ、名前をレインボーレットといい、
私は今年の初め頃ネットで見かけて
欲しいなって思ったてたら
この頃使ってる配宅便に載ってたので
早速注文。
味は緑と変わらないけど
デコに使うと南国色が濃くなるような気がして
ちょっとお気に入り。
長方形のクリスマス用のショートケーキは
作ってないような気がして
気まぐれのデザインだったんですが、
四角のショートケーキのナッペは
やはり難しいですね。
なんといっても四角のケーキのナッペは
角をどこまでシャープに表現できるかに
かかってるんだと思う。
だから作り始める時から
そこを真ん中に置いて作業をした。
丸型だったら
多少のずれはナッペでカバー出来るけど、
四角形だとそれは許されない。
なのでナッペをする前に4面を綺麗に切り整える。
それからデコ用よりもゆるく泡立てた
クリームでナッペし、
冷蔵庫の中でクリームを固めたあと
もぅ一度それよりもゆるいクリームで
グラサージュかけの方法でコーティングする方法。
結果から言えばこのい方法は
悪くなかったと思う。
いい感じにナッペできた。
なのに
こんな風になった、わけ。
ナッペも絞りも終わって
フルーツだけカットして載せれば撮影できるまでの作業をし終わったら
家族が揃って帰ってきた。
まだ午後5時前なのに。
2日くらい前に午後雨だったじゃん?
だから旦那が駅まで2人を迎えに行き、
そのまま子供たちと一緒に帰宅したというわけ。
うちは、うちの家族は
ただいまの代わりに玄関先からこういう。
「腹減った~」
特に旦那と娘は待てない人。
だから帰ってきた時点で楽しみは御終い。
写真はナッペしてからほぼ1日後に撮影したもの。
苺の挟んである部分は凹んで
苺のジュレは染み出て
しかもあれほど大事にしてた角も
冷蔵庫の中で何かにやられてる。
普通の生クリームだったなら
なるべく撮影はしたくない夜でも
夕飯のあとに写真を撮ったんだと思う。
でも少しまでに紹介した事あるけど
果汁50%までは混ぜても分離しなく、
冷蔵庫の中の乾燥にも耐えると書いてあった
あのクリームだったので
一晩くらいなら頑張ってくれるかも、と期待した。
でも次の朝も用事が出来て撮影できず
やっと午後になって。
どうすればシャープな角を手に入れられるか、
たくさん考えてたし、
丸型だったら簡単に済ませるナッペも
何度に分けてやるなど
頑張ったのに
美味しい「時」をみるみる逃してしまったんだけど、
これは近うちにまた別に形でするとして、
断面はこんな感じ。
抹茶のジェノワーズの間に見える赤は
苺のゼリーです。
ショートケーキにフルーツのゼリーを入れてみようかと
考えたのは
2年くらい前のエコハウスの時からだった。
苺のジューをスポンジの生地にたっぷり染み込ませても
濃縮エキス入りのシロップを打っても
モン足りない気がした。
それで思いついたのがいちごのピュレで作った
ゼリーを挟んで見るという事だったのだけど、
そんな事しなくったって苺のショートケーキは
「置いといてもらえないですか?」と
問い合わせが来るほどの人気ぶりだったし
お店の忙しさに負けて
ジュレ入りのショートケーキの挑戦は今になったわけだけど
それよりもその気持ちをしばらくの間
少し忘れていた。(笑)
それをよみ返らせたのが
米粉のスポンジ生地にシロップを打つ事がうまくいかなかったからだと思う。
小麦粉で出来てるのとは違い、
シロップを打ったところで
生地全体がしっとりしてくる訳じゃなくて
表面だけでシロップが止まり、
結果、一部分だけがシロップで濡れる。
シロップを打つのは生地に潤いを与えるだけじゃなくて
洋酒の香りを忍ばせる事を目的とする。
香りのないケーキは
香りのない花のそれと違わないと思ってる。
ケーキやお菓子作りにおいて
香りは大事にしたい。
だから米粉だけで作ったスポンジに
洋酒の香りをどうすれば持たせるかと考えていたら
あのフルーツのゼリーが思い起こされたって訳です。
結論から言えば、
次回はもっとジュレの厚さを薄くしないと!
です。
苺、でしゃばっていた。(笑)
それに、生クリームをはさんで上と下で2段にしたのを
今度は下の段だけで十分だと思った。
そうすれば高さも作業性も丁度いいと思う。
修正したい部分は沢山あるのだけど、
これもひとつの記録として
レシピは残しておきたいと思います。
作り方
《抹茶風味の小麦粉なしジェノワーズを焼く》
①30×30cmの正方形の型に
オーブンペーパーを貼り付ける。
②米粉140g、抹茶22g、ベーキングパウダー1gを
合わせてふるっておく。
③ジェノワーズを作り方で生地を作り、
型に入れて180℃のオーブンで25~30分焼き、
焼けたらオーブンペーパーを敷いた網上で
逆さに取り出して冷ます。
※このジェノワーズの分量を2倍にし、
小麦粉180gの代わりに②にして作る。
《苺のジュレを作る》
④ジェノワーズを焼いた型にラップをできるだけ
ぴったり貼り付ける。
⑤グラニュー糖80gとクリアガー100・20gをよく混ぜ合わせておく。
⑥鍋に苺のピュレ500g、水280g、苺の濃縮エキス20gを入れて
火にかけ、絶えずにかき混ぜながら加熱する。
⑦⑥を火からおろし、キル酒30mlを加えて素早く混ぜて、
④に流し入れて常温で固める。
《組み立てる》
⑧③を厚さ1cmに3枚にスライスし、⑦の上に載せる。
⑨オーブンペーパーを敷いた鉄板などを当て、
⑧をひっくりかえるし、ラップをはがして
もう1枚のジェノワーズを載せて、
軽く全体を手のひらで抑える。
⑩⑨を2等分に切り分け、
そのうちの1枚にクレーム・シャンティを塗り、
カットした苺とキウィを並べる。
※サンド用のクレーム・シャンティは、
生クリーム300gに30gをグラニュー糖を加えて
デコ用より固めに泡立てる。
⑫⑪を四面、綺麗に切りそろえて、
デコ用よりもゆるく泡立てたクレーム・シャンティでナッペし、
更に冷蔵庫の中でしめて、
さらにゆるいクレーム・シャンティを全体にかけて
更にしばらく冷蔵庫の中で休ませる。
⑪⑩の上に更にクレーム・シャンティを載せて
残りのジュレ入りのジェノワーズを載せて、
クレーム・シャンティで脇面を綺麗にナッペし、
冷蔵庫の中でしっかり固める。
デコして完成。
ジュレの赤が一番目立てるところに
それを隠してみようとして
チョコレート板を貼ってみたけど、
そしたら
前から見るとなんだか汽車みたい。(笑)
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